【ポケモン剣盾】野生での色違いとの遭遇に関するまとめ
※2021/10/20更新※
500回討伐の色違い判定6回追加についてバグではない新事実が判明しました!
他の方の記事ですがかなり分かりやすいので是非ご覧ください。
はじめに
解説動画を上げたのでこちらを先に見ていただくとより理解しやすいかと思います。
【解説】ポケモン剣盾色違い講座 | Lecture of Shiny Pokémon Sword & Shield
挨拶
おはこんばんにゃ~!
「稀紗蘿」と書いて「キサラ」と申します。
普段はニコニコ動画やYouTubeにて実況・配信活動を行っているVtuberです。
基礎知識
ポケットモンスターのシリーズ本編では初の据え置き機への参入ということもあり、初めてプレイする方もいるかと思いますので基本から説明をさせていただきます。
色違いとは
公式の表現は「ひかる ポケモン」
身体の色が通常とは違うポケモンのこと。
自然発生(以下野生と表記)、孵化、固定シンボル、レイドなど様々な場所で出現する。
1種族ごとに1種類存在しており、通常個体とのステータス差はない。
※昔は存在していたが割愛
現実世界で存在する突然変異で産まれた白いカラスと同じ感じだと思ってくれれば大丈夫だと思います。
色違い出現確率
現在は「」となっている。
判定の仕様に関してはプログラム面の話になるので省くこととしますが簡単に解説
トレーナーとポケモン1匹ずつにIDが存在し、該当する16パターンいずれかに一致すれば色違いになる。
※トレーナーカードで見れるIDとは別のIDで界隈では「裏ID」と表現されることが多い
色違いの確率上昇
あくまで という確率はデフォルトの数値であり、厳選手法次第では確立を上昇させることが出来る。
ひかるおまもり
ポケモンを全て捕まえて図鑑登録を行うと貰えるアイテム
確率は+2となっており から (約) となる
国際孵化
ポケモンの強さを見ると右上に産まれたROMの言語が表示されている。
※この場合は自分のROMが日本の為、日本言語産のポケモンに国籍マークの表記がない
剣盾である今作は全部で9か国語が存在している。
日本(JPN)、英語(ENG)、フランス語(FRA)
イタリア語(ITA)、ドイツ語(GER)、スペイン語(ESP)
韓国語(KOR)、中国語簡体字(CHS)、中国語繁体字(CHT)
「国際孵化」という名前から分かる通りポケモン2匹が別言語同士であればどの組み合わせでも問題ない。
前作(ウルトラサン・ウルトラムーン)までは国際孵化での確率は +5 だったが今作は +6 と噂されている。
【参考元】
Breeding logic: same as before, +6 if MM, +2 if charm. HA inheritance still 60/20/20, otherwise 80/20 for dual ability. Destiny Knot still 5 IVs, otherwise 3. Everstone still behaves same for inheriting nature & altform for non-native.
— Kurt (@Kaphotics) 2019年11月14日
Still looking around for other shiny stuff!
上記を元に今作では国際孵化の色違い誕生確率は (約)
更に併用可能なひかるおまもりも所持していると (約)
になるということですね。
連鎖
USMでは存在していた色違いの確率を引き上げる方法の一つ。
剣盾発売から1週間程は存在していると噂されていたが海外公式の発表により連鎖システムは実装されていない事がわかった。
【海外での流れ】
11/14:海外解析で今作も存在していると話題になる
Pokémon Sword/Shield give you extra rerolls to try to generate a shiny based on how many of the Pokémon you've ever battled, and how long your current encounter chain is. Shiny charm still gives +2 if obtained.
— Kurt (@Kaphotics) 2019年11月14日
We're not sure what increments your chain counter, but this is it! pic.twitter.com/k5rX7tTcUf
11/23:海外のとあるサイトが連鎖は関係なく戦った数だけが判定されると報告
Serebii Update: Day 8 of our Pokémon Sword & Shield coverage continues with some specific data about rates for Shiny Pokémon. No combos required, just the amount of Pokémon of that species you've battled. Details @ https://t.co/gDbXkHSvkT pic.twitter.com/fXCf8JuW1Q
— Serebii.net (@SerebiiNet) 2019年11月21日
12/01:海外ポケモン公式が色違い発生は戦った数で確率が左右されると発表
戦った数を増やす(新要素)
今作から登場したシステム。
ポケモン図鑑に記載されている「戦った数」を一定数を超えると確率が上がるというものである。
なんと発売から約半月後、海外公式から発表されるという異例の事態が起きました。
これは日本では公表されていないこともあり、Twitterなどを中心に情報が拡散されていますが知らない人もまだまだ多いようです。
まず海外公式サイトに記載されている表をまとめます。
今回は色違いについてなので表の右を見てもらえれば分かるかと思いますが500匹以上戦うと色違いの確率が6倍になるそうです。
少し分かりづらいので色違いについてのみを表にすると
戦った数が500匹以上、ひかるおまもり所持では確立が (約)
となり、国際孵化が行えない環境の人にとっては朗報ではないでしょうか?
実はバグっている!(2020/1/8現在)
実はコレ、現時点ではバグが存在しているそうです。
【参考元】
Huge PSA for shiny hunters: STOP DOING THE NUMBER-BATTLED METHOD
— MandJTV (@MandJTV_Michael) 2019年12月2日
Despite the article by @Pokemon, it seems the code is currently bugged to only give you the better odds 3% of the time AT BEST.
This is likely not intended and will hopefully be patched, but for now, it's bad. pic.twitter.com/1V2kmOTc1w
上記は解析勢のソースです。
詳しく説明すると
500匹討伐後の遭遇にて色違いの出る確率は約 まで上昇するがその割合がわずか3%しかない。
残りの97%は普段通りの確率 の状態で色違い判定が行われている。
その為、500匹討伐後の色違い出現率は
3%* + 97% * ≒
となり、 とほぼ変わりない。
※御守りありの場合でも
とのこと。
しかしこれが完全にバグだそうです。
3%* + 97% * ≒
となっていますが、実は
33%* + 66% * ≒
が正しいプログラムの動作だそうです。
※おまもり無しの場合
・スクエア入りの色違いが欲しい。
・証持ちの色違いが欲しい。
・とある地域産の色違いが欲しい。
そんな方は過去作同様に根気強く粘るしかないそうです…
【参考元】※とても分かりやすい為分からなかった人にオススメ
色違いブロックルーチン
冒頭で述べた色違いになる条件を満たした場合、性格値を変更し色違いにならないようにする処理が行われる。
これを色違いブロックルーチンと呼び、一部の伝説や幻のポケモンに設定されている。
参考程度にはなるが今作ブロックルーチンが存在すると言われているものもまとめておきます。
御三家
ストーリー最序盤に受け取るヒバニー・メッソン・サルノリは色違いが出現しないそうです。
どうしてもこの3匹の色違いが欲しい場合は孵化で入手しましょう。
タイプ:ヌル
前作まではNPCから貰う一部のポケモンも色違いになったのですが今作はブロックルーチンがかかっているとか。
色違いヌルが欲しい人は過去作から連れてこれるのを祈るしかないようです。
エレズン(5番道路 預り屋)
御三家・タイプ:ヌル同様、こちらもNPCから受け取るポケモンなのでブロックルーチンがかかっています。
御三家と同じ様に孵化で入手しましょう。
ヒトカゲ(ホップの家2階)
チャンピオンからのプレゼントとして受け取れるキョダイマックスのヒトカゲ、こちらもブロックルーチンがかかっています。
色違いキョダイマックス リザードンが欲しければレイドで粘るしかないでしょう…
伝説
従来通りであれば伝説のポケモンであるザシアン・ザマゼンタ・ムゲンダイナもブロックルーチンがかかっています。
過去に伝説ポケモンの色違いが配布されたこともある為、公式からの情報を待ちましょう。
余談ですが11/18にTwitterを騒がせたザマゼンタの色違い報告ですがあれは加工されたものであり、実際に日本で入手している人は調べる限り見当たりませんでした。
捕獲できないポケモン
ワイルドエリアでは序盤でも非常にLvの高いポケモンと出会うことが出来ます。
しかし、戦力差があるとボール自体を投げることが出来ない仕様になっています。
そのようなポケモンにはブロックルーチンが掛けられており、色違いが出現することはないようです。
【参考元】
Pokemon Sword/Shield's code guarantees that any pokemon too high level for you to catch cannot be shiny.
— Michael (@SciresM) 2019年11月14日
固定孵化・SV法は廃止
この項目に関してはUSM以前をプレイした人にしか関係のない話ではありますがSV法と固定孵化は廃止されました。
【参考元】
RIP /r/SVExchange and all other SV shiny hatching communities.
— Kirzi (@zKirzi) 2019年11月28日
If you breed a nonshiny egg, and trade it to a save matching its SV, PID will change and it'll hatch nonshiny.
廃止、という表現は少し違和感があるかもしれませんが…
固定孵化
XY・ORAS・SM・USMでは「預け屋(育て屋)にポケモンを渡す前の段階で既にステータスや色違い判定が固定」されていました。
この事から色違いの手前まで孵化歩数の少ないコイキングで数を消費し、色違いの産まれるタイミングに親を変え希望するポケモンの色違いを誕生させていたかと思います。
(タマゴの受け取り拒否をし乱数をずらして性格などの変更も出来ました)
それが今作は「タマゴを抱えた段階で違いか通常色かを含めた全ての要素が固定」されています。
- 預ける前にセーブ→タマゴを割りリセットした場合
「すべての要素がランダムになる」 - タマゴを抱えた後にセーブ→タマゴを受け取り割る
「すべての要素が固定」
説明不足感が否めませんが個体孵化の原理を理解して行っていた方々であれば恐らく理解できるかと思います。
【検証していた方】
SV法
SV法に関しては詳しくないので認識に誤りがあるかもしれませんが
前述した今作の仕様を考えると「預り屋がタマゴを持ってる時点でPSVとTSVの一致判定が行われる為、受け取った後にPSVと一致する譲渡しても色違い変わることはない」という感じなんでしょうね。
色違いの光り方が2種類存在する(新要素)
ポケットモンスターシリーズをプレイしたことある人なら恐らく誰もが驚いた仕様変更。
色違いポケモンの中には繰り出した時の光り方にレアなパターンが存在する。
を引き色違いになったとして更に の確率でレアパターンの色違いが出現するそうです。
「色違い出現確率」の項目で説明した色違いになる16通りのうちいずれかではなく完全に一致した1つを引かなければならない、ということ。分かりやすい。
つまり、レアパターンの出現率は となります。
【参考元】
Shiny Pokémon rarity has been split! Same 1:4096 odds to obtain a shiny, but there are two types of shiny. 15/16 show stars, 1/16 show squares. Square rarity is 1 in 65536!
— Kurt (@Kaphotics) 2019年11月20日
Basically, if your Trainer ID cleanly matches the PID (xor), it will be squares rather than stars. pic.twitter.com/Lerr23LtB7
先に伝えておきますが
レアパターンは色違いの出現状況で違います。
ココがよく勘違いされている部分です。
光り方の決定方法
先程説明した通り を引き色違いになったとして更に の確率でレアパターンの色違いが出現する。
つまりは「色違い出現確率」の項目で説明した色違いになる16通りのうちいずれかではなく完全に一致した1つを引かなければならない、ということ。分かりやすい。
更に詳しく説明すると長くなってしまうので一番分かりやすい記事を載せておきます。
【参考元】
光り方パターン
これは画像で見るよりも動画で見る方が分かりやすいので筆者自身が入手した子達を参考にしてください。
スターパターン(★)
【孵化:ヒバニー】
まだひかおまないんですけどぉ!?#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/QU9Xr3WnHl
— 稀紗蘿 (kisara) @ 新人Vtuber (@kisa37_ni52co) 2019年11月23日
【レイド:キュウコン】
入れていただきました!カッコいい…!#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/BPj5aKYWti
— 稀紗蘿 (kisara) @ 新人Vtuber (@kisa37_ni52co) 2019年11月27日
【孵化:マホミル】
色違い生まれたけど通常特性だった…#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/K4I6ESZeuV
— 稀紗蘿 (kisara) @ 新人Vtuber (@kisa37_ni52co) 2019年12月6日
スクエアパターン(◇)
【野生:カムカメ】
ガラル地方初の色違いきたああああああ!?
— 稀紗蘿 (kisara) @ 新人Vtuber (@kisa37_ni52co) 2019年11月22日
#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/a8Arj4veub
【野生:ロコン】
苦節約17時間、やっと出会えた…!#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/190KRYM5BW
— 稀紗蘿 (kisara) @ 新人Vtuber (@kisa37_ni52co) 2019年11月27日
【孵化:ガラルポニータ 】
1/65536と呼ばれている色違いきたああああああ!!#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/7K738bQM1y
— 稀紗蘿 (kisara) @ 新人Vtuber (@kisa37_ni52co) 2019年11月29日
【野生:ゴーリキー】
ポケルス感染させてたらおまっ...!?#ポケモン剣盾 #NintendoSwitch pic.twitter.com/Vrcuxsz6Sj
— 稀紗蘿 (kisara) @ 新人Vtuber (@kisa37_ni52co) 2019年12月15日
レアパターンは状況で変わる
これは先程お伝えしましたがレアパターンは色違いの出現状況で違います。
色違いが2種類存在している状況が初めて、尚且つ「スクエアパターンというレアな光り方が存在している!!」という情報が出回った
スクエア=レアと勘違いしている人が多いですがここで覚え直してください。
それは半分正解で半分間違いです。
それぞれの確率
おさらいですが、色違いの確率はデフォルトで です。
更に を引ければレアパターンが出現します。
このレアパターンの計算方式が少し厄介です。
孵化・レイドの場合
孵化やレイドでの色違いは でスクエアパターン、 でスターパターンとなります。
皆様の認識として正しかった部分ですね。
野生の場合
の確率でスクエアパターン、 の確率でスターパターンとなり
出現率が逆転してしまうのです。
(それどころかスターパターンはほぼでなくなるみたい…)
何故こうなるのか
【参考元】
In a surprising twist, it looks like chained shinies that are destined to be shiny are forced to be shiny in such a way that the xor results in 0 (squares). So, under certain conditions, you're more likely to get one than the other! pic.twitter.com/ZkjjivEwop
— Kurt (@Kaphotics) 2019年11月20日
Thus, from wild encounters, you would expect the following ratios:
— Michael (@SciresM) 2019年11月20日
65520/65536-> forced shiny (squares)
15/65536 -> already shiny (stars)
1/65536 -> already shiny (squares)
So 65521/65536 wild encounter shinies will be squares, and 15/65536 will be stars.
英語は苦手でプログラムも学生時代に資格を取るために勉強した程度なので詳しくは分かりませんが
野生ポケモンの色違い判定はPIDの決定より前に行われ、その判定時点で色違いとなった場合はスクエアパターンとなってしまう。
その為、スターパターンはほとんど出現しなくなる。
らしいです。
”forced shiny” 判定は の確率で発生するが、判定が行われない事がある。
その際に初めて通常の計算が行われ の確率でスターパターンになる。
原文にある "forced shiny" というのは通常色か色違いかの判定の様なもので、色違いにのみ行われるパターン判定という感じですかね。
上記の情報が正しければ
野生でスターパターンと出会う確率は約 になる。
ちょっと何言ってるか分かりませんね。
【参考元】
最後に
挨拶部分で紹介した通り、動画ではかなり噛み砕いて分かりやすく解説をしましたが、
ブログではより詳しく知りたい方に向けて噛み砕かず色々調べまわって分かったことを参考元を引用し全てまとめました。
サブROMの購入を検討しているので時間が出来たら自身で検証してみようと思います。
ここまで読んだ猛者の方々は脳内整理も兼ねて動画も是非動画もご視聴ください。
また、新しく情報が出たら追記します。
以上。